今回は、パソコンディスプレイのカバーを作ってみたので、紹介します。
簡単に部屋のイメージを変えられて、ほこりも防げるので良いですよ!
ポケットの付け方は、他にも応用できます。
ディスプレイって結構ほこりが着く
在宅勤務で、ノートパソコンの画面を大きく表示するディスプレイがあると、仕事がはかどりますね!私は、ひとり起業・副業を始めたかったので、昨年から27インチのディスプレイを使っています。
HP製Pavilion27q QHD2560×1440で、3万円でおつりが来ました。安いです。
ディスプレイですが、結構ほこりが着きますよね。
液晶表面が少し柔らかい感じの面なので、汚れた時に拭くと、傷つけそうで怖いです・・・
また、画面が大きく、使っていない時は、黒画面なので、インテリア的にちょっと退屈・・・ということもあり、ディスプレイのカバーが欲しくなりました。
しばらく、風呂敷をかけていましたが、素材感がちょっと合わない・・・
ネットで探してみたのですが、いまいち好みのものが無く、逆に、こんなデザインのものが欲しい・・・と、いろいろアイデアが湧き出てきちゃったので、作っちゃいます(笑)
素材選び
何となく頭にあるイメージと合う、柄や生地感を探します。
今回使用する生地は、リバーシブルにする為、2つの柄を選びました。
こちらです。
両面をくっつける接着芯(両面のりタイプ)とポケット用の接着芯(片面のりタイプ)も購入。
ポケットの型紙用に厚紙(厚み1mmくらい)も用意します。
これで、材料は全てです。
イメージを絵にしてみる
パワポを使って頭の中のイメージを絵にしてみます。
お絵かき機能は、WordやExcelにもありますが、パワポが使いやすいです。
パワポが良い理由は、こちら↓の記事にありますので、チェックして見て下さい。
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ディスプレイを描く
ディスプレイの縦横寸法を測って、1/10の大きさで描きます。
縦が36cm横が61cmでした。
適当なサイズで描いた四角形を左クリックで選択し、書式→サイズ ここに1/10の寸法を入れます。
続けて、マウント部を同様に測って描きます。
これで1/10サイズのディスプレイの絵が描けました。
ディスプレイ全体を囲って選択し、右クリック→グループ化 しておきます。
カバーを描く
ディスプレイの上に四角形をかぶせて描きます。
アクセントのポケットも描きます。
ディスプレイの大きさ比率が正しいので、カバーやポケットの大きさ感が分かりやすいと思います。
買ってきた生地を撮影し、塗りに反映します。
やり方は、こちら↓の記事を参照して下さい。
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できあがりイメージはこんな感じです。
ディスプレイカバーのデザインポイントは以下3つ
- リバーシブル
- ポケットをつける
- 上からかぶせるだけのシンプル構成
作り方
寸法を決める
パワポの図から寸法を決めます。
ディスプレイを1/10で描いたので、そこに描いたカバーの寸法は、10倍すると実寸になります。
カバーの図を左クリックで選択→右上にサイズが出ます。
6.5cmと出ているので、実寸は65cmです。
こんな感じになります。
カバーの裁断
折り返し1.5cm大きめに取り、裁断します。
整列模様の場合は、模様と平行に切るか、極端に角度をつけるか、どちらかにした方が良いです。
ポケットの型紙を作る
ポケットのサイズに合わせた型紙を厚紙で作ります。
高さ方向は、1.5cm小さくします。
厚紙の曲線部をカッターで切るのは難しいので、はさみで切ります。
最近のはさみは結構良く切れます。1mmの厚紙でも難なく切れました。
300~400円です。PLUS SC-175SF カーブ形状の刃がポイント、オススメです。
ポケットの生地に片面接着芯を貼る
大きめに裁断したポケットの生地に接着芯(片面のりタイプ)をアイロンで貼ります。
生地が薄いので補強と、端面のほずれ防止です。
裁断する付近は特に念入りにくっつけます。
ポケット入り口を2回折り→縫う
ポケットの入り口を2回折り返しでアイロンをかけ、ミシンで縫います。
補強とほずれ防止目的です。
ポケット型紙に合わせて裁断
折り返して縫った段差に、型紙を合わせて、1.5cmの縫い代を残して裁断します。
先ほど、型紙の高さを1.5cm短くしたのは、折り返しに合わせる為です。
ポケット縫い代の折り返し
型紙に合わせて折り返し、アイロンをかけます。
ここでしっかり折り目をつけると、縫う時に楽です。
スチームを使うと良い感じです。
カバーにポケットを縫い付ける
まち針で位置を決め、シワが寄らない様に、ミシンで縫い付けます。
模様とポケットの角度に注意。
(ちょっと傾いてしまいました・・・)
両方のカバーを貼り付け
接着芯(両面のりタイプ)で両方のカバーを貼り付けます。
実は接着芯の大きさが、50cm×100cm カバーは65cm×65cm 合わない・・・
さらに接着芯(厚)・・・すごく厚い(実測0.6mm コピー紙の6倍)
これを全面くっつけると、だいぶ曲がりにくくなり、薄いディスプレイに上手くかけられないという問題発生。
という訳で、ディスプレイにかかる部分は接着芯無しにすることに変更しました。
貼り付けですが、これ結構大変でした。
なかなかくっつきません。スチームを出すと少し良い感じでしたが、根気がいる作業です。
外周は、折り返しておきます。
最後に外周をミシンがけして完成です。
- アイロンで折り目をしっかりつけると、縫うとき楽
- 接着芯はアイロンのスチームを使う
まとめ
リバーシブルなので、使っている時に表裏がプカプカする分離感が嫌で、両面接着芯を使いましたが、厚手にしたのは失敗でした。
大げさですが、鍋つかみ的な丈夫感があります(汗)。
でも上出来で、ディスプレイにかぶせると、部屋のイメージが明るくなり、ほこりも着かないので便利です。
簡単なので、自作してみては如何でしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。