【さとぴデザイン】です。このサイトの絵や画像は全部パワポで作っています!

パワーポイントで【横面の反射】を表現してみよう!

パワポで横面の反射を表現

 

Toa大2今回は、パワーポイントで横面の反射を表現してみます。

以前、底面反射の方法を紹介しましたが、その応用です。

だいぶマニアックですが、グラスの横にパワポで描いた絵を合成する例で説明します。

◆この記事で分ること
横面で反射する表現をパワーポイントで行う方法

写真の読み込み

Toa
Toa
グラスの写真を読み込みます。
四角いガラス製のグラスです。
グラスの右側に、絵を合成します。
写真の読み込み
今回は、妹のPikoちゃんが協力してくれます。
絵を写真と合成する時は、写真に合わせて縮小することが多いので、貼り付けオプションで【図】を選択します。
絵を追加
グラスの右に配置し、絵の大きさを調整しましょう。
グラス横面にPikoちゃんの反射像がうつるようにします。
絵を縮小して合わせる

横面の反射像の作り方

Toa
Toa
横面の反射像を作りましょう。

絵を横にして、反射設定

Pikoちゃんの横に反射像を作るので、Pikoちゃんの絵をわきに移動して横にします。

絵を横に回転

絵を選択した状態で、①書式⇒②図の効果⇒③反射⇒④反射(強)4ptオフセットを選択

反射像が出来ました。

反射像を作る

 

◆ポイント
4ptオフセットを選ぶと、反射像が少し離れます。
ここを選ぶ理由は、後の項目でトリミングをする際、隙間があった方が良い為です。

ここがポイント【図】としてコピペ

次に、Pikoちゃんの絵を右クリック⇒コピー

貼り付けオプションで【図】を選択。

これで、Pikoちゃんと、反射像が合わせて【図】として認識されました。

Pikoちゃんの絵を回転させて、もどします。

すると、反射像が横に付いてきます。

この作業をやらないで回転を戻すと、反射像は、下面に移動してしまいます。

反射像を図と認識させる

◆ポイント
コピペで貼り付けオプション【図】を選ぶと、反射像も図として認識される。

 

反射像の細部にこだわる

Toa-point
Toa
続いて、グラスが四角で、ななめの壁になっていますので、反射像を少しゆがませましょう。

選択状態の回転矢印をまっすぐにする

今Pikoちゃんの絵をクリックすると、選択状態の枠が、90度横向きですね。

反射像を変形させる時に、まっすぐになっている方が良いので直します。

右クリック⇒コピー

貼り付けオプションで【図】を選択。

これで、まっすぐになりました。

選択枠をまっすぐにする

トリミングして反射像を分離する

次に、反射像をグラス面に合わせてゆがませるので、トリミングをして反射像を分離します。

先ほど、選択枠をまっすぐにしたPikoちゃんの絵を選択⇒①書式⇒②トリミング

反射像だけ残します。

反射像のトリミング

もとの選択枠が90度横向きの絵は、反射像をトリミングで消します。

元画像のトリミング

反射像をゆがませる

2つの絵を、グラスの写真上に配置してみます。

2つの絵を配置

配置が出来たところで、反射像をゆがませましょう。

反射像を選択⇒書式⇒①図の効果⇒②3-D回転⇒③透視投影:右を選択

続いて、反射像を右クリック⇒図の書式設定⇒3-D回転のタブを開きます。

X方向に回転で、反射像を見ながら回転させます。

反射像をゆがませる1

 

グラスの面に合う感じに回転させたら、手の部分で位置を合わせて完成です!

↓クリックで拡大します。

完成!

◆メモ
簡易的には、反射像の横方向を縮小しても似た感じになります。

 

まとめ

Toa大2今回は、横面の反射をパワーポイントで表現する方法を紹介しました。

底面は簡単ですが、横面はちょっと技が必要です。

ちょっとマニアックな内容でしたね。

「ここに反射像があるんでよ」って言われないと分らない(汗)。

ほとんど自己満足ですが・・・

よりリアル感を追求したくなったら、あなたはグラフィックデザイナーの仲間入りです。

フォトショップも良いですが、パワーポイントで出来ることを追求するのも楽しいですよ!

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。