天井にダウンライトがあるのですが、暗くてイマイチでした。
・オシャレにしたい!
・明るくしたい!
という思いがあり、ライティングレールを使ったスポットライトを付けることに。
天井への電動ドリル作業に関する、ちょっとした工夫も紹介します。
材料集め
近所のホームセンターでそろえます。
2mにしたいので、2本をつなげます。
ライティングレール
◆エルパ ライティングバー LRC-100B(1m)
こちらはコンセント付きです。
ELPA エルパ ライティングバー (1m) LRC-100B-IV[LRC100BIV] 価格:2,360円 |
◆エルパ ライティングバー LR-100H(1m)
こちらは、コンセント無し。延長レールです。
ELPA エルパ ライティング 1MLR-100H(IV)[LR100HIV] 価格:1,100円 |
◆エルパ ミニジョインタ EW-LR07NH
価格:660円 |
◆木目テープ
黒レールにしたかったのですが、近所のホームセンターにはエルパ(白)しかなく、塗装も考えましたが、面倒なので濃い木目テープを貼ることに。
スポットライト
ライティングレール専用スポットライト 口金E26
ヤザワ スポットライト LCX25E261
白と黒があります。白2個と黒1個購入。
ヤザワ YAZAWA セード付スポットライトWHE26電球なし LCX25E261WH LED電球専用 価格:1,150円 |
LED電球
◆光の色
LED電球の色を3つとも電球色(黄色っぽい光)にすると、部屋の雰囲気は良いですが、照らされた物の色が黄色かぶりするので、昼光色(白っぽい光)も混ぜます。
パナソニック 60形 E26 下方向タイプ140° 810ルーメン 電球色2個と昼光色1個
パナソニック Panasonic LDA7L-H/E/W/2 LED電球 ホワイト [E26 /電球色 /1個 /60W相当 /一般電球形 /下方向タイプ][LDA7LHEW2] 価格:1,035円 |
パナソニック Panasonic LDA7D-H/E/W/2 LED電球 ホワイト [E26 /昼光色 /1個 /60W相当 /一般電球形 /下方向タイプ][LDA7DHEW2] 価格:920円 |
◆配光のタイプ
スポットライトは、シェードが小さいタイプが多いです。
LED電球の配光が全方向のものを買うと、下に行かない光が多く、本来の明るさより暗くなります。
また、シェードと電球の距離が近いので、側面方向に光りが出ていると、シェードが熱を持ちやすくなります。
ちょっとお値段が高いですが、配光下向きのLED電球を買いましょう。
シェードが大きい場合は、全方向タイプでもOKです。
◆明るさ
明るさは「ルーメン」で表記されています。
明るいほどお値段が高いですが、810ルーメンを選ぶとかなり明るいです。
- スポットライトに使うLED電球は、配光下向きを選ぶ
- LED電球は全光束(明るさ)で値段が変わる
明るさが欲しい時は、810ルーメンを選択
コンセント部品
エルパのライティングバーは3mのケーブルコンセントが付いています。
部屋のコンセントは、壁の下の方にあるため、ケーブルをはわすことになりますが、見た目がイマイチなので、ダウンライトにコンセントをさせる様にします。
ホームセンターの電気部品売り場で、片側が電球ソケットで、反対側がコンセントになっているパーツが売っていますので購入。
これをダウンライトの電球の代わりに取り付ければ、OK。簡単です。
パナソニック Panasonic セパラボディ WH4101PK 価格:100円 |
全部で1万円前後ですね。
前準備
スポットライトシェードを紫に塗る
3色にしたかったので、白色1つを紫に塗装します。
塗装が付いては困る部分はマスキングして、水性スプレーで2回塗り。(自己責任で)
いい感じの色に仕上がりました。
レールに木目シールを貼る
木目シールは、両面テープ付きですが、後々剥がれてくると嫌なのでスーパーXで貼っちゃいます。
見た目良い感じになりました。
<注意>
スポットライトをレールに付ける時、シール面をこすり、めくれる不具合が発生しました。
気をつければ大丈夫ですが、スポットライトの位置を頻繁にかえる人は、注意した方が良いです。
天井探索
ここからの作業は、「ゴーグル」や「めがね」をかけましょう。
天井のほこりが落ちてきて、目に入ります。
レールを天井に取り付けるには、ネジ止めするのですが、どこでも良いわけではありません。
天井には、50mm角程度の木材(野縁・のぶち)が約450mmピッチで配置され、そこにベニヤ板 or 石膏ボードが貼られ、天井部材 or クロスが貼られています。
この50mm角の木材(野縁)にネジ止めしないと、強度が保てません。
どこに木材(野縁)があるか、探します。
下地センサーBasic78575 シンワ測定
【シンワ測定 SHINWA】シンワ測定 下地センサー Basic 78575 価格:1,136円 |
この下地センサーを使いましたが、あいにく我が家の天井は、タイル状に凹部が深さ3mmほどあり、ここを通過する時、測定エラーが出てしまう状態。
↓運良くダウンライトが簡単に外せたので、すきまからスマホで天井裏を撮影。無事、野縁を発見。
ダウンライトの穴から野縁までの距離をメジャーで測って位置を特定しました。
レールの取り付け
いよいよレール取り付けです。
最初に下穴を空けます。2mmのドリルを使います。
木ネジの谷の径よりちょっと細めくらいが良いです。
天井穴開け時のドリル工夫
天井に下穴を空ける時、切りくずが落ちてきて目や顔にかかります。
☆ここで一工夫!
ペットボトル1.5Lの口元をはさみで切って、電動ドリルの回転しない部分にはめると、切りくず受けになります。
透明なので、ドリルの位置も分かりやすく、使い勝手が良いです。
簡単で、効果抜群なので、オススメです。
穴開け時の注意点
ドリルで穴開け時に、スコッと開いたり、木の粉が少ない場合は失敗したかも・・・と思ってください。
狙いの木材(野縁)を外している懸念があります。
再度位置を確認してください。
私は1回失敗しました・・・(汗)
木材(野縁)に当たると、抵抗があり、木くずが出てきます。
下穴開けが完了したら、付属のネジを5mm出っぱるくらいまで取り付けます。
レールを付ける
コンセントが付いているレールの端にある白キャップを外し、ミニジョインタで連結。
白キャップは、連結したレールの端に付けます。
差し込んで、ネジ止めします。
先ほどのネジに、レールのだるま穴をひっかけ、横にスライドさせると、保持されます。
取り付けイメージに問題が無ければ、ネジを締め込みます。
これで、レールの取り付けは完了です。
スポットライトの取り付け
スポットライトを取り付ける
スポットライトをライティングレールに差し込んで、90°回すとロックされます。
位置を変えたい時は、横のレバーを引いて90°回すと外せます。
先ほども書きましたが、木目シールがめくれるので、こすらない様に注意して取り付けます。
電源を取る
ダウンライトにはめたコンセント部品に、ライティングレールのコンセントをさします。
いざテスト点灯!
ダウンライトから電源を取っているので、ダウンライト用の壁スイッチをONにすると、点灯出来ます。
つきました!
配線をきれいに処理
余ったケーブルは、ダウンライトの隙間から天井裏に入れます。
ホームセンターにケーブルを隠す樹脂のレール部材が売っています。
両面テープで貼るタイプですが、我が家の天井は、両面テープだけだと剥がれてくるので、ネジ止めします。
ダウンライトの穴は、厚紙を丸く切り、配線部を切り欠いたカバーを両面テープで固定して完成です。
結構オシャレになったと思います。
電球の色が2種混ざっているのも良い感じです。
ダウンライトのソケットは100Wまでとなっていました。
LED電球は、1個 7W程度なので、3個で21W、全然余裕です。
もっと付けられますが、810ルーメンは結構明るく、3個で十分でした。
もう少し暗めの電球を4個でも良い感じです。
ちなみに、ライティングレールは、合計1500Wまでです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
難しい内容は無いのですが、高所作業の安全性には十分に注意して下さい。
首が痛くなるので、適度に休憩をとってくださいね。
最後にポイントをまとめます。
- 天井裏の木材(野縁・のぶち)の位置を探すのは、慎重に
- 天井へのドリル作業は、ペットボトルで受けを付けると切りくずが散らない
- スポットライト用のLED電球は、配光下向きを選ぶ
- 明るさが欲しい時は、810ルーメンを選ぶ
- LED電球は、電球色と昼光色を混ぜるときれい
最後までご覧頂きありがとうございました。