こんにちは!Pikoです。
ブログのタイトル画像はどこから調達していますか?
フリー素材サイトからイメージの合うものを貼っている方が多いと思います。最近はオシャレで高品位な画像がフリーでたくさんあるので便利ですね。
でも、どこかのサイトで見たものと似た画像に遭遇することがあります。ブログは、記事の内容が重要なわけですが、タイトル画像がかぶっているのは、ちょっと残念な気がします。
今回は、簡単にちょっとプロっぽく見栄えの良いタイトル画像を撮るコツを紹介します。
自分で撮ろうと思っている方の参考になると幸いです。
メインは左右に外す
将来ブログで使うことを想定して、素材として写真を撮るのですが、メインの被写体を中央に配置する癖がありました…
メインが中央の写真
美味しそうなチョコドーナツがあります。
あなたなら、どう撮りますか?
美味しさをアピールしたいので、アップで真ん中に撮りました。
この写真、ドーナツの食レポ記事には使えそうですが、それ以外には応用が難しい感じです。
ドーナツの食レポ記事を書こう!の前提でこの写真を撮る分には問題ないです。
しかし、将来使うかもしれない素材として撮ると、食レポ以外に使えるか?悩みます…
メインを左右に外した写真
特定の物のレビューでは無く、何かの方法やコツを説明する記事の場合は、文字を入れてデザインします。
この場合、メインの被写体は左右あるいは下に外した写真の方が、扱いやすいです。
こんな感じです。
元の写真はこんな感じ。
ちょっとテーブルが汚いですが・・・(汗)
なんか物足りない感じがしますが、素材として持っておくには、この構図の方が使い道が広がります。
撮影の機材と設定
撮影は、一眼レフカメラを使います。
フォーカスポイントはセンターに固定します。
最近のカメラはフォーカスポイントがたくさんあり、自動で被写体と思える部分にピントを合わせにいきます。
しかし、自分の意図と合わないことが多々ありますので、センターに固定した方が良いです。
※フォーカスポイントをセンターに固定する方法は、カメラの説明書を参照して下さい。
- 撮影には一眼レフカメラを使う
- フォーカスポイントはオートではなく、センターに固定
撮影の方法
カメラの準備が出来たら、撮影です。
画面センターでピントを合わせ、フォーカスロック状態でカメラを横にずらして撮影します。
①メインの被写体を中央でフォーカスロック(シャッター半押し)して・・・
ピントが合うとピピッと音がなります。
②半押しをキープしたまま、カメラを左横にずらし、良い位置にきたらシャッターを押し込み、撮影します。
カメラは出来るだけ被写体に対し、水平に動かしましょう。
上半身全体を水平に動かす感じで。
上下に動くとピントがズレます。
- フォーカスロック(シャッター半押し)
- そのままカメラを水平移動して撮影(シャッター押し込み)
前ボケを使う
手前に明るい色の被写体を入れて、奥のメイン被写体にピントを合わせ、前ボケを作ります。
これをやると、プロっぽい写真になります。
撮影の機材と設定
カメラのズームレンズは望遠にします。ボケを効果的に出したいので、35mm換算で、200mmくらいが良いです。
カメラ設定は、「絞り優先モード」を使います。
理由は、ボケを最大限に出したいので、絞り値を最も明るい状態に固定する為です。
カメラのモードダイアルに「A」という文字があれば、多分絞り優先モードです。
絞り優先モードにしたら、絞り値をF4とかF5.6など選べる最も小さい数値を選びます。
「絞り開放撮影」と言います。
一眼レフカメラは、ダイヤルを回すと絞り値が変わります。
- ズームレンズは望遠に
- 絞り優先モードを使う
- 絞り値は、選択可能な最も小さい値を選ぶ(絞り開放)
撮影の方法
前ボケ、メイン、背景のカメラレンズからの距離感がポイントです。
また、前ボケは明るい物、メインも明るい物、背景は暗い場所を構図に入れられる様、意識して下さい。
カメラレンズからの距離感の比率は、下図の様に、
・レンズ~前ボケ 1
・前ボケ~メイン 2
・メイン~背景 4以上
となるのが良いです。
前ボケは近く、背景は遠くです。
- 前ボケはレンズのすぐ前に明るい物を入れる
- カメラからの距離感は、前ボケ1:メイン2:背景4以上
- 背景は暗めの場所を入れる
- 晴れた日に撮影する
これでピントが合った部分(メイン)がより明確になります。
◆晴れた日を選ぶ理由
- 明るいと被写体の発色がきれい
- シャッタースピードが速くなり手ぶれが低減
屋外は風があり、花などの被写体はゆれて、被写体ぶれを起こしやすいですが、シャッタースピードが速いと防げます。
◆室内で撮影する時の手ぶれ防止
- 三脚+リモートシャッター
- リモートシャッターが無い時は、セルフタイマーで撮影
後ろボケを使う
後ろボケがあると、メインの被写体が浮き上がり、印象的な写真になります。
撮影の方法
フレーミング時のポイントがあります。
- 手前から奥までつながる面を画面に入れる
- 被写体は出来るだけ手前に、背景は遠くを入れる
- メインを左右に外すことは忘れない(シャッター半押し→上半身ごと水平ずらし)
塀の上にフクロウを乗せて撮影しています。
塀を手前から奥まで入れることで、前と後ろにボケで奥行き感を出しています。
被写体のフクロウは、望遠状態でピントが合う一番近く(手前)に置き、背景は出来るだけ遠くが入るようにします。
フクロウが浮き上がって見えますね。
まとめ
ボケを上手く使うと、プロっぽい写真になります。
メインを左右に外すことで、ブログのタイトル図として使う時に、文字入れスペースが取れるので、使いやすい写真素材となります。
私の機材を紹介します。
ニコンD3200 ダブルズームキット
ちょっと前のカメラで、ニコンの入門機(初心者向け)です。
ズームレンズが2個ついてお買い得だったものです。
カメラのオススメ条件は、以下の3つがあれば、初心者向けでOKです。
一眼レフカメラは全ての機種で当てはまります。
- 絞り優先モードがあること
- フォーカスロック(シャッター半押し)が出来ること
- 望遠ズームレンズ付き(35mm換算 f=150~200mm程度)
最後までご覧頂き、ありがとうございました。