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梅雨前に必須の防湿庫HOKUTO HB-88EM(ペルチェ式)導入1年後レビュー

防湿庫レビュー

Masayoshi6もうすぐジメジメの梅雨です。カメラやレンズのカビ対策は出来ていますか?

今回は、HOKUTO防湿庫 HB-88EM(ペルチェ式)を導入して1年がたち、いろいろ良かったのでレビューをします。

梅雨を前に気になっている方、ぜひ御覧下さい。

◆この記事で分かること

  • 導入前の懸念点と導入1年後の結果
  • 防湿庫を導入して良かったこと

 

防湿庫のイメージ

Masayoshi
Masayoshi
防湿庫のイメージってどんな感じですか?
昔から気にはなっていたんです、防湿庫の存在。
導入前の防湿庫のイメージは、カッコイイ黒い箱。でもとても高価・・・
毎年、梅雨の知らせを聞くたびに、ネットで調べるのですが、やはりネックは値段
だからといって、大型のタッパーみたいなケースに除湿剤と湿度計を入れた防湿ボックスは、安いけどカッコ悪くて好きなれない。
住んでいるのが、東京ということもあり、冬は乾燥地帯。梅雨時さえ乗り切れば、カビなんで出ない・・・たぶん・・・
と言い聞かせて買わずにいました。
カメラは、引き出しの中・・・

引き出しの中でレンズにカビ!

レンズにカビ
そんなある日、カメラをCANONからNIKONに変えた流れで、不要になったレンズなどを売却することに。
引き出しから出して、レンズを見てみると・・・
なんと、くもの巣みたいなカビを発見。(ゴミもありますね・・・)
Masayoshiがーん
Masayoshi
ショックでした・・・
しかも、中の方のレンズなので、拭くことも出来ず・・・
乾燥剤を入れて、レンズケースに入れていたものは、大丈夫でしたが、乾燥剤無しで、カメラケースに入れておいた2本は、カビ発生。
ここ数年、夏もゲリラ豪雨など、多湿の状態が多く、東京も熱帯地方なみになってしまったこともあり、今までと同じ保管ではダメだということですね・・・ショックです・・・
この件で、防湿庫を買う決心がつきました。
Masayoshi
防湿庫買います!

防湿庫の種類

Masayoshiポイント2
Masayoshi
防湿庫の種類についてです。
除湿方式メリットデメリット
ペルチェ式価格が安い
扉開閉後の除湿時間が早い
寿命が5年くらい?
乾燥剤式寿命が長い価格が高い
扉開閉後の除湿時間が遅い
上記2種類が存在します。
メリットとデメリットが結構気になる内容になっており、悩みましたが、ペルチェ式を導入しました。
導入した機種はこちら↓

お値段は、30,000円くらいです。

導入前の懸念点と導入1年後の結果

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Masayoshi
導入前の懸念点と導入後の結果について説明します。

ペルチェ駆動は寿命が短め?

除湿方式であるペルチェ駆動には寿命が短めという情報があります。

3~5年という情報もあれば、10年くらいという情報もあり、定かではありません。

稼働頻度によっても変わると思われます。

除湿機能は年中動いているわけでは無いです。

実機の挙動を見ていると、扉を開けて外気が庫内に入り、湿度が上がると、RUNの青文字が点灯し、ペルチェが稼働しているようです。

除湿開始

しばらくして湿度が設定の40%になると、RUNの青文字は消灯し、ペルチェは停止します。

除湿停止

なので、雨の日など、湿度が高い日は、扉の開け閉めはしないようにしていれば、ペルチェの稼働頻度が下がり、長寿命かに寄与すると思われます。

導入後1年なので、1年間は故障しませんでした・・・としか言えませんが、

今回導入したHOKUTO防湿庫は、メーカー保証が5年間になっています。

このことから考えると、

もし寿命が5年以下だったら、全数保証期間内で無償修理になってしまい、メーカーさんも困ってしまうので、実際の寿命はもっとあるのだと思います。ある意味5年以上はもつというメーカーさんの自信のあらわれかと思います。

乾燥剤式と価格差があまり無ければ、乾燥剤式を選びますが、倍近くお値段が違うので、ペルチェ式を選びました。

サイズをどうするか

防湿庫のサイズ

防湿庫は、割と小さいものが多いです。

ネット上では、ぱっと見大きく見えるのですが、収納されているカメラのサイズと防湿庫の関係を見ると、割と小ぶりです。

カメラを趣味にしていると、どうしても機材は増えがちです。

なので、今もっている機材を入れてもさらに余裕があるサイズを選んだ方が良いです。

私が導入したものは、88Lサイズ。

外寸 :W380mm×D390mm×H604mmですが、これは足が含まれて無く、実際の高さHは、620mmです。

この高さがカウンターの下にちょうど収まる感じだったので、こちらにしました。

導入直後に手持ちのカメラ機材を入れた状態で、50%くらいの占有率。

1年後の現在は、機材が増えて、80%くらいの占有率になっています。

50%くらい空いていると、まだレンズを買っても大丈夫という物欲の上昇と、増えすぎたら断捨離しようという物欲抑制の両方が働くので、良い傾向かと思います。

開け閉めで庫内の湿度は?

ペルチェ方式を選んだ理由の1つは、防湿庫開閉後の除湿速度が早いこと。

乾燥剤式をもっていないので、比較は出来ないのですが、40%設定で、扉を開けて60%くらいになった状態から閉じると、40分くらいで43%程度になり、60分くらいで設定の40%になり、RUNの表示が消灯(除湿停止)しました。

かなり早いと思います。

庫内の湿度は均等か?

ペルチェ方式の除湿機構は、本体上段の奥にあります。

これで、庫内下の方も上と同じ湿度になるのか気になり、複数の湿度計を高さ違いで配置して見てみました。

結果、どの位置でもほぼ同様の湿度になることが確認出来ました。

 

導入して良かったこと

Masayoshiポイント2
Masayoshi
実際に導入してみて良かったことについて

カビの発生を気にしないでよい

これを目的にしているので当然なのですが、湿度は40%に管理されているので、カビは発生していません。

防湿庫の右上に庫内の湿度と温度が常に表示されています。

この安心感は、精神的にとても良く、導入を強くオススメする部分です。

カメラ関連の保管場所が定まる

今までは、得にココといった保管場所が無く、机の引き出しだったり、本棚の一角だったり、バラバラでした。

防湿庫を導入したことにより、全ての機材を1つの防湿庫にしまっているので、探すことも無く、ほこりも付かず、カビも生えず、すっきりします。

何と言ってもカッコイイ

 

 

高級感ありカッコイイ

防湿庫自体がマニアックでカッコイイですね。

全体の作りは、とてもしっかりしていて、外装の板金はゆがみなく、きれいに作られています。

前面のガラス扉は、密閉構造になっており、カメラやレンズなどをここに入れるだけで、高級感がでます。

青い湿度表示も先進的?な感じがして、とてもカッコイイ良く、お気に入りです。

庫内は暗いのですが、LED照明がついています。

また、棚は引き出せるので、機材の出し入れにストレスはありません。

前面のガラス扉は、マグネットでしまるのですが、イメージとしては、冷蔵庫の扉の閉まり方に近いです。

す~と引き込まれて、ピタッときれいに閉まる感じです。

ここも高級感があって、気に入っています。

作動音は無い

音に触れてきませんでしたが、ペルチェ駆動は音はしません。

無音ですので、寝室に置いても大丈夫です。

 

まとめ

Masayoshi3レンズにカビが生えると、自分の中で一気に商品価値が低下して、とても落ち込みますよね。
カビが生えてしまうと、レンズの分解清掃になるのですが・・・
レンズによっては、再組立て時に個々のレンズの微妙な傾きなどにより、解像力が低下する懸念がおおいにあります。
レンズの分解清掃は、とても敷居が高いです。
特に最近のレンズは、カシメや接着固定が多く、メーカーに出しても分解清掃が出来ないものもあります。
これを避ける為には、カビを生やさないことが必須です。
最近の日本はどこでも異常気象で、カメラやレンズが高温多湿環境にさらされる機会が増えています。
防湿庫はお値段が高いですが、それに見合ったしっかりした作りになっており、湿度をある一定に保つ機能も問題なく、とても良いものです。

◆まとめ

  • レンズにカビは本当に生えるので、防湿庫の導入は必須。
  • 除湿方式は、ペルチェ式と乾燥剤式の2つ
  • ペルチェ式は価格が安いが寿命に懸念
    →HOKUTOはメーカー5年保証。
    →雨天時の機材出し入れを控えて、除湿機構(ペルチェ)の稼働を減らせばより長持ちかも。
  • 乾燥剤式は価格が高いが長寿命。予算が許す方は、乾燥剤式が良いかもです。
  • 防湿庫サイズは大きめが良い。
長期間カビから大切な機材を守る意味では、防湿庫の導入は、必須だと思いました。
まだお持ちで無い方は、これを機に導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
きっと、満足のいく結果になると思いますよ。

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。