家電量販店のプラモデル売り場を眺めていたら、ものすごく引き込まれるものを発見。
【タイレルP34】のプラモデルです!
これ実は、中学1年の時に初めて買ってもらった本格組立てラジコンがタミヤの【タイレルP34】でした。
当時、西友のプラモデル売り場の一番上の棚にありました・・・
なんと言っても、6輪のF1という超特徴がある車体がカッコイイですね。
ということで、思い入れがとても強いF1プラモデル買っちゃいました案件です。
迷わず買える箱サイズと値段
いくら大人になったからといって、とても大きな箱のプラモデルをレジに持って行くのは、ちょっと恥ずかしかったりします。
その点、このキットは、コンパクトです。
ほぼA4サイズ。
昔のプラモに比べて、箱に厚みがある気がします。コロっとした感じ。
最近のプラモデル(車やバイク)は、3,000円をこえるものが結構多いですが、お値段は、2,000円前後と手頃でした。
あ、え~っと、このモデルは、1/20スケールなので、完成全長は、201mm。
子供のころ買ってもらったラジコンが1/10スケールなので、当時の印象からすると、だいぶかわいい感じです。
紺と白のツートンがカッコイイ
全体がブルーのバージョンもありますが、こちらのツートンが好みです。
車のカラーを上下でツートンに分けるのは王道で、昔シルビアなどがヒットしましたね。
最近はあまり見かけなくなりました。
プラモデルの中身はこんな感じで、色分け成形はされています。
とはいえ、紺と白は塗装した方が良いでしょうね。
紺の一番大きいパーツは、成形時の模様(ムラ)が少し見えるところがあります。
塗装で消す必要がありますね。
白いコックピット部は、中央から2つに割れているので、接着後に接合部の線消しが必要です。
パテ埋め⇒ヤスリがけ⇒サーフェーサー⇒白塗装
という感じですね。
これ割と手間な部分です。
ツートンタイレルP34は2種類あった
先の、全体がブルーのバージョンのことではなく、ツートンカラーで2種あるんです。
ぱっと見違いは、車体ナンバーの【3】と【4】ですが、間違い探しのように見比べると・・・
言われないと分らないですね。
どちらか、選んで組めるようになっていますが、【3】の方、つまり、一般的では無い方は、部品をカットしたり、サイドミラーを差し込む穴を自分で空けるよう、指示があります。
プラモデルの説明書に部分的にカットする指示も初めて見ました。
最大の特徴 前4輪のステアリングは可動するか?
前輪に4つタイヤがついているのが最大の特徴です。
4つのタイヤが曲がったシルエットもカッコイイです。
ところでこのプラモデル、左右にタイヤが曲がるでしょうか?
パッケージを見たところでは、曲がった絵は・・・無いです。
組立て説明書を見ると、タイヤは回転するようですが、左右に曲がる感じにはなっていないようです。
あと500円高くても、曲がるようにして欲しかったです。
前輪についての余談
タイレルP34の前輪ですが、他のF1の前輪タイヤよりも小さい、専用のタイヤになっています。
レース界では、タイヤの開発は重要ですが、専用タイヤだっただけに、開発が進まず、断念したとのことです。
当時のラジコン界では、他のF1は基本的に、1/10スケールでタイヤのサイズが共通でした。
キット標準でついているタイヤは、どれも【中空ゴムタイヤ】です。
ですが、グリップ力を上げる為に、【スポンジタイヤ】に変更するのが主流でした。
特に前輪は、真ん中がゴムで両サイドがスポンジという【サンドイッチタイヤ】がはやっており、私以外は皆、装着していました。
直進時は、中央のゴムでグリップし、カーブの時には、サイドのスポンジでグリップするというものです。
私もどうしても【スポンジタイヤ】や【サンドイッチタイヤ】にしたかったのですが、タイレル用は無いんです。
それでも、最初にキットに入っている【中空ゴムタイヤ】をなんとか替えたい+【ボールベアリング】を入れたいという願望があり、別スケールのキット(1/12カンナムローラー)の【スポンジタイヤ】を無理矢理つけていました。
ついたんですよ、奇跡的に。
ある意味異端児なのですが、主流にならないと、主要パーツが手に入らないつらさがありますね。
最近、タミヤのHPでタイレルP34を検索したら、リニューアルして発売されていたのを知りビックリしました。
1/10RC タイレルP34 1977 モナコGPスペシャル 塗装済みボディ…
なんと! 【スポンジタイヤ】が最初から付いています。
ステアリング周りもだいぶ現代的に変わっています。
板金じゃなくて、【カーボンプレート】っぽい感じ。
お値段も、当時の倍以上です。(ちょっと買えませんね)
まとめ
パーツを見ると、ステアリングのロッドと思われる部分は、かなり細いパーツになっているので、力を入れると折れそうです。
左右に回転させるには、金属線でステアリングロットを作る必要がありそうで・・・
ちょっと難しいかな・・・
でもやってみたい。
やることになったら、また記事にします。
お楽しみに。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。