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老眼世代にオススメ!デジタルノギス比較レビュー

老眼世代にオススメのデジタルノギス

 

Masayoshi6今までアナログのノギスを使っていましたが、最近、老眼で目盛りを読むのが結構つらいです。

ノギスの目盛りの読み方って割と特殊なもので、結構見づらいですよね。

そんなわけで、デジタルノギスを買ってみました。

流行?の格安カーボン製デジタルノギスと金属製デジタルノギスの比較を紹介します。

◆この記事でわかること

  • アナログノギス
  • 格安カーボン製デジタルノギス
  • 金属製デジタルノギス

の比較

ノギスとは

Masayoshi
Masayoshi
ノギスについて
ノギスとは、丸い物の直径や穴の内径を測ったり、物の厚みなどを測る測定器です。
今回は、150mmまで計れるタイプを取り上げます。
ノギス
従来は、金属製でメモリを読み取るものが主流でしたが、デジタル表示のディスプレイをそなえたものが安く出回るようになり、これと区別する上で、この記事では、従来品をアナログノギスと呼びます。
3Dプリンターで治具っぽいものを作る時は、ノギスがあるとなにかと便利です。
3Dプリント出力品の確認に使う

老眼にはつらいアナログノギスの使い方

Masayoshi
Masayoshi
アナログノギスはなぜ老眼につらいのか?
アナログノギスは使い方がちょっと独特です。
目盛りが【主尺】とスライドする部分に【副尺】があります。
主尺と副尺
例えば、3Dプリンターで作ったリング部品の外径を測りたいとき、リング部品をノギスで挟みます。
目盛りの読み方ですが・・・
1mmの単位は、スライド部の【副尺】の「0」が差している【主尺】の値を読みとります。
下の写真では【38】を少し超えていますが、【38】と読みとります。
主尺の値を読む
0.1mmの単位は、下の【副尺】と上の【主尺】の目盛りが一致する【副尺】を読みとります。
下の図では、【3.5】となります。
副尺を読みとる
【主尺】の読み値 38(1mmの位)
【副尺】の読み値 3.5(0.1mmの位)
38+0.35=38.35 となり、
測定値は、38.35mm になります。
38をちょっと超えた部分が0.35mmということです。
測定値
この目盛り合わせ部を探すところが、老眼だと見え難いので、かなりストレスなんです。
デジタルの場合は、そんな独特な読み方をする必要が無く、ディスプレイに表示された数字を読むだけです。
しかも、ディスプレイは、大きめな数字が表示されるようになっているので、とても分かりやすいものです。

ノギス3種の概要

Masayoshi
Masayoshi
今回紹介するノギス3種の概要です。
ノギス3種
写真上から、
アナログノギス(ミツトヨ製) 重さ142.5g
カーボン製デジタルノギス(コーナン製) 重さ52g
金属製デジタルノギス(シンワ製) 重さ155g

カーボン製デジタルノギス

Masayoshi
Masayoshi
まずは、お安いカーボン製デジタルノギスです。
ネットでデジタルノギスを物色すると、爪部が黒いカーボン製というデジタルノギスがたくさん出てきます。
お値段は、1500円前後が多いかと。

評判は?

Masayoshi
Masayoshi
口コミは、こんな感じです
「DIYでは十分」
「軽くて使いやすい」
「測定物を傷つけないので良い」
など、良い感じのコメントがある一方、
「おもちゃだ!」
「押さえるとゆがむ」
「測定精度が悪い」
など、不満のコメントも見られます。
お値段はそこそこ安いので、試しに買ってみようということで、ホームセンターで購入。
1500円前後で買いました。

現物レビュー(カーボン製デジタルノギス)

カーボン製ノギス
透明プラスチックのケースに入って、それなりに測定器感をかもし出しています。
詳細を見てみましょう。
まず、ちょっとショックだったのは、測定の為にくわえる爪部(ジョウと呼ばれています)の先端が厚み方向にピッタリ合わない・・・
わずかにズレてるんです。
通常は、爪(ジョウ)を閉じると、裏面がぴったり合います。
今回のものは、残念ながらズレています。
爪がズレている
Masayoshiがーん
Masayoshi
また、ピッタリ閉じたとき、先端に隙間が見える・・・
隙間が見える
もともと、精度が0.1mmまで・・・とはいえ、ここはピッタリ合っていて欲しかった。
ここに隙間があるということは、くわえる爪(ジョウ)の場所によって、寸法が変わってくるということ。
測定器としては、よろしくない状態です。
【はずれ品】を引いてしまったのかもしれません。

測定してみた(カーボン製デジタルノギス)

Masayoshiたじたじ
Masayoshi
気を取り直して、測定をしてみます。
今まで使っていたアナログノギスとの比較です。
このノギス、とても軽いですね。
【52g】でアナログノギス(142.5g)の約1/3
「おもちゃだ!」という声も分かる気がします。
でも、これが初めてのノギスという方は、軽くて手軽に使えて良いと思います。
爪(ジョウ)が樹脂(カーボン)なので、測定物を傷つけ難いのは良いところ。
逆に、ノギス側の爪(ジョウ)がへこみそうで、ちょっとこわい。

使う為に、電源を入れますね。
赤いボタンがON.OFFです。
爪(ジョウ)を閉じてONにします。
爪(ジョウ)を開いてONにした場合は、その位置が【ゼロ】になるので、爪(ジョウ)を閉じて、黄色いボタンをおして【ゼロリセット】します。
電源を入れる
表示の視認性は良いです。
これは、デジタルノギスの最大の利点。
お値段が安くても、表示はちゃんと出るので、この点は良いです。

10円玉を測定してみます。
※測定条件を合わせる為、10円玉の向きを合わせて、同じ部分を計ります。
ネットで調べると、10円玉直径は、【23.5mm】です。
まず、アナログノギスで計ってみると、【23.55mm】でした。
アナログノギス測定1
爪先で計ってみると、同じく【23.55mm】でした。
アナログノギス測定2

 

つづいて、カーボン製デジタルノギスで、同じ10円玉の同じ場所を計ってみます。
測定値は、【23.4mm】でした。ちょっと小さめ。
カーボン製デジタルノギス測定1
隙間が空いていた、爪先端で測定してみると、【23.3mm】と0.1mmさらに小さい値に。
カーボン製デジタルノギス測定2
先の爪(ジョウ)に隙間がある件で、測定物をつかむとき、つかむ場所によって、寸法に差が出ます。
ここがちょっと残念。
繰り返し再現の精度は、あります。
何度計っても、上記の値が出ます。

もっと安く売っていた・・・

改めてネットでググってみたところ、なんと800円程度で同じものが売っているのを発見。
今回1500円で買ってしまったので、ちょっとショック。
形が同じでメーカー名が違うものが複数ありますが、もの(出どころ)は同じで、メーカー名の印刷なりシールを変えただけです。
Masayoshiたじたじ
Masayoshi
調査不足でした・・・

金属製デジタルノギス

Masayoshiたじたじ
Masayoshi
結局、金属製デジタルノギスを買い直すことに・・・
カーボン製デジタルノギスは、【はずれ品】を引いてしまったのか?
爪(ジョウ)の隙間により、測定値の信頼性が微妙なのが気になり、あらためて金属製のデジタルノギスを買いました。
今度はしっかりと調べて、お値段が高すぎず、精度は良さそうなものを「口コミ」を頼りに探しました。
会社で使っているものと同じものを探しましたが、ミツトヨ製で15,000円クラスと高額だったので断念。
趣味で使うので、
結果、シンワ製のこちらに決定!

開封の儀

パッケージ
ネット上では、パッケージ写真を見ると分かりにくいのですが、実はパッケージの下にプラスチック製の保管ケースが付いています。
中を開くと、かためのスポンジにノギスの形状がくりぬかれており、きれいに納めることができます。
除湿用のシリカゲルと、紙の説明書、ボタン電池を交換する際に使う小さいドライバーが入っています。
ケースの中身
これ自体は良いのですが、ちょっと残念なところは、ケースの表裏が分からないところ。
ちょうど真ん中で合わさっているので、逆で開けてしまうと、中身が落ちる懸念があります。
表面にシールを貼るなど工夫をした方が良いですね。
ケースの表裏区別

現物レビュー(金属製デジタルノギス)

まず、重さですが、155g
アナログノギス(142.5g)とほぼ同じ。
これより重いと、ちょっと疲れるかも。

続いて、くわえる爪部分(ジョウ)です。
爪の合わせ
こちらは、期待通り、くわえる爪部分(ジョウ)はしっかりときれいに合わさっています。
隙間は見えません。よかった~。
これが、ノギスのあるべき姿。
安心しました。
全体的に、精密感があり、良い感じ。

内径測定側の小さい爪(ジョウ)は、厚み方向に隙間がありました。
小さい爪の隙間
これは、もののばらつきでは無く、部品に切削による段差があるので、設計的に隙間をあけているようです。
あんまり良くは無いですが、仕様ならば仕方が無いですね。
この辺りが気になる方は、最後に紹介する、ミツトヨ製にしましょう。

測定してみた(金属製デジタルノギス)

こちらは、0.01mmまで表示されます。
同じく、先ほどの10円玉を測定します。
測定値は、【23.50mm】でした。
金属製デジタルノギス測定1
つづいて、爪先端で測定してみます。
こちらも【23.50mm】でした。
金属製デジタルノギス測定2
アナログノギスのように読み取る為に、目盛りの合わさりを探す必要が無いのは、とても楽です。
表示も大きくて見やすいですね。

測定結果のまとめ

Masayoshi
Masayoshi
3種のノギスの測定結果をまとめます。
◆10円玉直径の測定結果(ネット情報の直径 23.5mm)
ノギス種類爪(ジョウ)中央爪(ジョウ)先端
アナログノギス23.55mm23.55mm
カーボンデジタル23.4mm23.3mm
金属デジタル23.50mm23.50mm
金属製デジタルノギスが、ネット情報と同じですが、アナログノギスも0.05mmの差になっており、測定した現物がどちらの寸法なのか?は判断ができません。
10円玉の直径には製造誤差があるので、全ての10円玉が23.5mmぴったりとは限りません。
また、流通している間に、部分的につぶれたり、傷が入ったりするので、今回の10円玉が、どの測定値が正しいか?はこの実験では判断が難しいところです。
一方、カーボン製デジタルノギスは、0.1mm小さく出ています。
こちらが、正しい可能性もありますが、ノギスの出来から見ると、その可能性は小さい感じです。
つまり、アナログノギスや金属製デジタルノギスの方が【測定値が正しい】と考えるのが良さそうです。
カーボンデジタルノギスは、爪(ジョウ)の先端に隙間が0.1mmあるので、先端で計ると0.1mm小さく出ます。
この固体だけの問題かもしれませんが・・・

まとめ

Masayoshi6老眼対策で、デジタルノギスを2種購入してみました。
カーボン製と金属製の両方を買うことになってしまったのですが、老眼対策効果は、どちらも見やすくデジタルで表示されるので100点満点です。
ただ、総合的に見ると、やはり金属製デジタルノギスが良いですね。
もともと、金属製アナログノギスを持っていたから、余計にそう感じるのかもしれません。

カーボン製は安価であり、定規で測るよりは、正確に厚みや径がはかれます。
  • 定規しか持っていない人で、初めてノギスを使う。
  • 手軽に使ってみたい。
という方は、カーボン製ノギスという選択もありかと思います。
◆注意点
カーボンは樹脂なので、一般的なABS樹脂などよりは硬いですが、扱いによっては爪(ジョウ)がへこむ懸念があります。

金属製は、1万円を超えるものもありますが、DIYや趣味で使うレベルであれば、今回のものはオススメです。
測定器は、へこんだり、ゆがんだりして欲しく無いという意味でも、金属製が安心です。
測定値が信頼出来ます。
一度検討してみては、いかがでしょうか?


ちなみに、仕事で使われる方は、高価ですが、ミツトヨ製がオススメ。
私も仕事で使っています。
爪(ジョウ)の合わせなど、測定器として、隙間無くぴったり合って当たり前のことが、当たり前に出来上がっており、信頼出来ます。