ひとり起業・副業→いつかは本業を目指す上で、収入はこだわる必要がありますね。
下手をすると、子供のバイト収入の方が多かったりします。
収入より儲け(もうけ)が大切
収入という言葉、何となく儲けたお金感がありますが、実際には、収入ー支出=儲け なので、収入が多くても、支出も多いと儲けが無くなり、潰れてしまいます。厳密は言葉の定義は、他の方のページを見て頂くとして、ここでは以下で定義し、儲けが多そうな仕事の特徴を考え、ひとり起業のヒントにしましょう。
- 収入ー支出=儲け
- 収入:物やサービスをお客様に提供して得たお金
- 支出:物やサービスを作る時にかかったお金
- たくさん売れて収入が増えても、作った時にたくさんのお金がかかっていると、儲からない。
- お金があまりかからず(少ない支出)、お客様が喜んでくれるのが良い(高収入)。
儲けが多そうな仕事
目指すはひとり起業なので、個人または少人数で経営していて、儲かってそうな感じがする仕事を選んでみました。
これ以外には、歯科医、コンサル業、弁護士などでしょうか。
<特徴>
- 特定のお客様を対象に、個別の悩みに対応している。
- 物売りではなく、サービスでお金をもらっている。
- サービスの料金は、高く出来る。
- 少人数でサービスが完結している。
順番に内容を見ていきましょう。
個別の悩みに対応
お客様が自分で解決出来ない悩み(おなかが痛い、歯が痛い、肌が荒れる、勉強が出来ない…)について、お客様に個別に解決策を提供するのが特徴です。一律同じ対応(市販の薬、大人数での授業)では解決出来ないものです。お客様は特別感を感じて感謝し、高いお金を払ってくれます。
物売りではなく、サービスを売る
サービス自体が、提供者(お医者さん、個別指導塾の先生など)の持ち合わせた知識で提供可能なので、お客様が増えても、元手があまりかからない(支出が少ない)。
※元手:事業を起こすのに必要な資金。利益を得るもととなるもの。
サービスの料金は高く出来る
この関連のサービスは、料金が安いと不安になります。高い値段を払った方が、病気が早く治る気がする、美容の効果が高い気がする、勉強がより出来る様になる気がするのです。→ お客様は効果を最大限にしたいから、値引き交渉をしないです。だから高い料金を維持出来ます。
少人数でサービスが完結している
規模をおさえれば、ひとりで開業出来ます。後に出てくる、物売りに比べて、サービスを提供するのにかかる人が少なめです。
それでは、逆に儲けが少なそうな仕事について…
儲けが少なそうな仕事
忙しそうですが、なんとなく儲けが少なそうな感じがする仕事を選んで見ました。
(※この仕事をされている方、個人的感想なので気を悪くしないでください)
飲食店(ラーメン屋、カフェ)、小売店(洋服店、食品販売店)、
自分で物を作って売る仕事(家具、衣類、アクセサリー)
<特徴>
- 多数のお客様に、同じ物をたくさん作って売る。(物売り商売)
- 物の値段は相場があり、高い値段を付けにくい。
- 事前に売る物を作る(準備する)時間とお金が必要。
- 売る物を揃えるのに、たくさんの人手が必要。
こちらも順番に内容を見ていきます。
多数のお客様に、同じ物を売る
物売りです。同じ物をたくさん作って売るスタイル。人間は飽きるので、継続的に売るには、改良したり、デザインを変えたりしていく必要があります。
高い値段を付けにくい
現代は物があふれているので、何を作っても、似た商品があります。競合が多いということです。物は、洋服や家電、ハンバーガーやラーメンでも競合製品による値段の相場があり、特徴が無いのに高い値段を付けると、売れません。売れないので、競合より安くする…値引きの消耗戦になってしまう懸念があります。高い値段を維持するには、非常に魅力的な特徴をもち、お客様にとって絶対必要な物でないといけません。(あったらいいな…では無く、無くてはならない物)
事前に売る物を作る時間とお金が必要
欲しいと思ったら、すぐ欲しいですよね!お客様が買いたいと思ったら、すぐ売れる様に、商品を用意して置く必要があります。飲食店ならば、材料を用意しておかないと、注文に即座に答えられません。物を作るには時間がかかります。料理ならば仕込みの時間が必要です。
つまり、売る(収入を得る)前に、準備の為のお金と時間が必要なのです。
売る物を揃えるのに、たくさんの人手が必要
売る為の物を揃えるには、たくさんの人手が必要です。
人手が必要ということは、お金がかかることを意味します。
家電であれば、企画→開発→製造→品質検査→梱包→輸送→販売といった感じで、たくさんの工程があり、人が関わっています。野菜など食品も、農家の方が数ヶ月かけて作り、収穫→検査→梱包→輸送→販売とこれも、たくさんの人手がかかっています。
儲けが出るまでの道のり
物売りはマイナスからスタート
物売りは、事前準備で費用がかかるので、仕事としてお金の出入りを考えるとマイナスからスタートです。物を売ることにより、マイナスを無くしていきプラスになったら、儲けが出たことになります。儲かるまでの道のりが長いですね。
サービスは最初のお客様から儲けが出る
一方でサービスの場合は、お客様に提供するサービスが自身の知識を使ってアドバイスや判定をするので、最初のお客様から、儲けが出てシンプルです。
まとめ
これからひとり起業をしようとした場合、カフェや居酒屋などのお店を持ちたい…とか、何かオリジナルな物を作って売り出したいなんて考えますね。でも、儲けが少なそうな仕事になります。
儲けが多そうな仕事、儲けが少なそうな仕事の特徴から、ひとり起業で考慮したい内容をまとめると、
- 儲かる仕事は、個人の悩みを個別対応で解決。
ひとりのお客様専用の対応で感謝倍増、収入も倍増。 - 物売りでは無く、サービスを売るのが良さそう。
売る物を作るお金が不要なので、最初のお客様から儲けが出る。
売る物の在庫を持たなくて良いので、元手が不要で、売れ残りを気にしなくて良い。 - お客様に提供するサービスは、あなたひとりで出来ることが良い。
人を雇わなくて済むのは支出が少なくメリット大。
物を作って売るのは、商売の基本形で魅力的ですが、儲けを出すにはかなり難しそうです。特にひとり起業では、あまりお金をかけずに儲けを出したいので、物売りを諦める訳では無いですが、最初はサービス系から考えた方が良さそうです。
次回は、50代はどんなサービス系の仕事が合うのか、考えて見ましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。