こんにちは!
Satopi design のMasayoshi です。
自分を「進化」させる企画。第1弾は、苦手意識を克服して可能性を広げる、「第二種電気工事士試験」の受験です。
第2弾があるのかは不明です(汗)。
DIYで家の中を、いろいろ改造しようと家の中を物色していると、必ず気になるのが、電気関係の工事。特に、照明やコンセント位置変更。しかし、資格が必要で、今の自分では出来ません。わざわざ電気屋さんを呼ぶのも面倒だし、お値段高いだろうし、なんとか自分でやりたいところです。
私自身は、一応理系男子なのですが、電気が苦手な機械工学系の理系です(汗)。なぜ苦手なのかというと、
- 電気は目で見えない。
- 感電すると、痛い。
- ショートすると火花が出て怖い。
- 計算ばかりで難しいイメージ。
という感じで、高校の物理でつまずいたまま現在に至ります。「直流」は何となくわかるのですが、「交流」の意味が全く分からず。「交わる流れだ」と言われても・・・。という訳で、電気分野が全くダメなのですが、いろいろ調べた結果、
「第二種電気工事士」の資格を取ろう!と決心しました。(苦手意識の克服です!)
第二種電気工事士試験は、国家試験であり、受験にあたり、特別な資格は不要です。
誰でも受けられます。
生活の中にある電気の分からない点
生活の中には、電気関連の分からなくて、モヤモヤしている部分が結構あります。たとえば、
- ソファーの裏にコンセントが…移動することはできないの?
- 洗濯機や電子レンジなどを設置する時の「アース接続」。
接地とか言いますが、2階なんで、地面が無いですが、どうすれば? - 掃除機の電源コードは、使用時に熱を持つので、全て引き出して使うことになっていますが、テレビなどのコードは束ねて整理しましょうなんて記事を見ます。同じ電源線なのに、束ねて熱を持たないの?
- 災害で倒れた電柱の脇に電線が垂れて、雨で濡れている路面に接触している場合、路面を触ると感電する?
- 古い扇風機を回収したりしてますね。モーターが古いといけないらしいですが、ビルトインの食洗器やエアコンなどは大丈夫なのでしょうか?モーター入ってますね。もう10年以上使っていますが、高いので簡単に交換できません…心配です。
などなど。
今回の学習で電気知識が身に付き、これらのいくつかが理解出来ると良いなと思っています。
第二種電気工事士とは
電気工事士は、一般住宅や工場などの電気設備の工事をすることが出来る資格で、工事をする電力の大きさにより、第一種と第二種があります。第一種の方が、広い範囲の工事に従事出来ます。一般住宅でDIYの範囲を広げたい人は、第二種でOKです。
- 第一種:第二種の範囲と最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事出来る。
- 第二種:一般住宅などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事出来る。
詳細はこちら
も参照して下さい。
テストの日程は?
年に2回(上期・下期)開催されます。筆記試験と技能試験が別々の日に設定されています。
最新情報は、公式HP<一般財団法人 電気技術者試験センター>にて確認して下さい。
◆受験手数料
- インターネット申し込み:9,300円
- 郵送申し込み:9,600円
◆技能試験に必要なもの
技能試験では、配線を作る作業をするのですが、自分の工具を持参する必要があります。
ペンチや圧着工具などです。事前に技能試験の練習をする必要がありますので、どこかの時点で購入する必要があります。受験用セットとしてまとめて売っているようです。私自身は、工具を集めるのは好きで、後々使えるので、購入は問題無いのですが、そこそこ費用がかかるので、認識しておきましょう。購入したら、紹介致します。
◆試験結果の日程
こちらをチェック<受験案内等>
上期の日程を見ると、筆記試験、技能試験共に、試験日から約1ヶ月後に結果発表になっています。ここから推測すると、下期は、技能試験が12月中旬なので、技能試験結果は、翌年1月中旬ですね。ここから、免状交付は、2ヶ月程度かかるとのことなので、来年の3月中旬くらいかと。
長丁場です。
勉強はどうする?
まず、筆記試験対策ですね。
ネットで評判の良さそうで、初心者向きの「本」を探します。今回は、この本を買いました。
「いちばんやさしい第2種電気工事士 筆記試験 最短テキスト&出る順過去問集」
SB Creative ねしめ重之 著 定価 本体1,800円+税
購入の決め手は、
- 「いちばんやさしい」
- 「この一冊で、らくらく合格!」
あたりの、キャッチフレーズと、カラーで写真や図が多いというところです。ありがちですが・・・キャッチは大事ですね。
TOEIC(英語)の本も、この手のフレーズで山ほど買いましたが、結果は…たいした進化せず完了。まぁ日本人だし。
理系だから、英語よりは、電気工学の方が、のみ込みが早いはず…っと、気持ちを新たに、学習スタートです!
先にご紹介した、電気技術者試験センター公式HPには、過去問題と解答が出ています。こちらを併用すると、かなりいけるのではないでしょうか。
合格後の自分は?
合格した後の「進化」した自分を想像することは、モチベーションを維持するには重要ですね。
DIYの範囲が拡大する
今までは、電気工事資格の不要な範囲のDIYに限られていましたが、第二種電気工事士試験に合格すると、家の中の電気に関する工事は、大半自分で出来るはずです。
あれもこれも出来そう…と、夢が広がりますね~。
ブログネタも増えそうです。
自宅の修理が自分で出来る
住宅も10年を超えると、あちこち傷んできます。高所など、自分で工事が出来ない部分も、内部構造や注意点などを知っていると、電気屋さんに頼む時、工事内容について、理解が深まります。電気屋さんも、あなたが電気工事に知識があるとわかれば、教科書に載っていない現場のノウハウなども教えて貰えるかもしれません。
最近は、自然災害の頻度が高くなり、実際に災害に合うと、広範囲に修理を求める人が増えるので、電気屋さんを呼んでも、なかなか来てもらえないという話も聞きます。今回の学習で得た知識で、自分である程度の暫定対応が取れれば、安心です。
人に頼らずとも、修理をして、急場をしのげる能力は、「病んでいる地球」で暮らしていく上で重要なことだと思います。
手に職で副業も
今の世の中、いつ無職になるか分かりません。自分で生きていく為には、手に職をつけることは重要です。電気は世の中から無くなることはありません。AIがどんなに優秀になっても、電気工事は無くなりませんので、最悪無職になった場合に、大きな強みになると思います。
まとめ
長丁場の受験なので、自分にプレッシャーをかける意味もあり、記事にしました。
結果は、どうなるか分かりませんが、一発合格目指してがんばろうと思います。技能試験時に必要な工具の購入や、試験の申し込みなど、進展がありましたら、参考までに報告します。
皆さんも、何か「手に職」をつける資格を考えてみては如何でしょうか?
最後まで御覧いただきありがとうございました。