こんにちは!
第二種電気工事士試験の申し込みは無事済みましたか?
私は、申し込み開始当日に完了しました。
その後、学習の進捗はいかがでしょうか?
資格が無い為に作業が出来ず、ストレスを感じていたこと、自分が進化して出来る様になるチャンスです。
前回1冊本を紹介しましたが、自分で学習する中で、それだけでは分からない部分もあり、追加で本を買いました。本の情報を共有します。
前回紹介した本について
前回、「いちばんやさしい第2種電気工事士筆記試験 最短テキスト&出る順過去問題集」を紹介しました。一通り読み通し(過去問はちょいちょい飛ばしていますが・・・)、暗記も含めた2周目に入ったところです。
良いところ
- 率直な感想ですが、読みやすいです。本の大きさも丁度良く、ソファーに寝っ転がって見るのも苦では無いです。
- 本のサイズ 210×148×22mm(447.5g)
本の紹介で、大きさと重さを書く人はいないと思いますが、手軽に見ることが出来るサイズは、継続学習には重要です。 - 前半に器具や工具などの写真が多く、計算関連が後なので、挫折しにくく、眠くなりにくい構成です。(フルカラーです)
- 各章ごとに、内容説明⇒過去問⇒回答解説と続く構成が全部で10章あり、過去問をやりながら覚えられます。
- 覚えて欲しい語句は、赤文字になっており、赤のチェックシート付きなので、暗記に適しています。
- 関連器具や工具がまとまって、記号と合わせて記載されいるので、読み返しや、「あれなんだっけ?」を探す時の検索性が良いです。
- 全体的にあっさりした色合いで、読んでいて疲れません。
気になるところ
- テスト用の本なので、「写真の器具が、どの様に使われているか」の記述が少ないのが気になります。設置された状態や工事中の写真が入っていると、より覚えやすいと思います。
- 最近標準となりつつある、LED照明に関する記述がほとんど無いのが気になりました。水銀灯とかネオン変圧器とかが出てくるのですが、ちょっと昭和っぽい感じです。この業界は変化が少ないのかもしれません。
- 工場内で見かけるスイッチなどの記載が結構あります。私は、「あっ、あのスイッチね」と分かる物が多々ありましたが、工場に縁が無い生活をされている方には、ちょっとイメージが付きにくいかも。
- 内容説明に記述が無い内容が、後ページの過去問に出てくることが、チョコチョコ見られました。
過去問の回答には、短い解説が付いており、内容はなんとか網羅しているようですが・・・厳選しているので仕方が無いことかもしれません。 - 電話線とか、LANケーブルとかの話しが出てきませんね。分野が違うのかな?
という訳で、気になる部分はあるものの、最初に手にする本としては、ベストだと思います。
ただ、この1冊のみでテストに挑むのは、厳しいかも・・・ということで、以下2冊追加しましたので紹介します。
新しく買った本の紹介
筆記試験対策
「ラクしてうかる!第二種電気工事士筆記試験」
「また題名につられて買ったでしょ?」と言われそうですが、本屋さんで品定めをして買っています(笑)。
- 本のサイズ258×185×17mm(618.5g)
本が少し大きく重いので、寝っ転がって見るには、やや不向きです。 - 内容は盛りだくさんです。最初の本で消化不良だった内容を補填できる感じです。(フルカラーです)
- 「これだけ覚える」がありすぎて覚えきれない感はあります。最初にこの本だと、厳しいかもしれません。
- 最初の本に比べると、ちょっと「ごちゃ」っという感じで、「ドン・キ○ー○」の店内みたいな印象の紙面作りです。(たとえが微妙ですが)
- 配線図などは、現実に近い感じのものが多いので、こちらが参考になります。
技能試験対策
筆記試験に受かっていないのに、技能試験の本なんて早いのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことは無いですよ。
「第2種電気工事士 技能試験 完全図解テキスト」
こちらは、先の本とほぼ同じ大きさ。ちょっと重いです。
258×185×19mm(679g)
技能試験は、あらかじめ設定されている13問の中から1問が出されます。
この本は、13問全ての作り方が、写真で説明されています。(フルカラーです)
実は、実技試験に必要な工具について、もやもやしていたのですが、この本を見て、必要なものがはっきりしました。
これにプラスして、各問題にQRコードがあり、動画も見られる様になっています。
これが13問・・・ 全部はみれませんね多分・・・
必ず、無線LAN環境で見ましょう。
学習状況
最初の本を買ってから1.5ヶ月ほどたち、日々ちょっとづつ勉強しているのですが、苦労している点など。
複線図の書き方が難しい
複線図の書き方が3冊とも違います(汗)。後に紹介した2冊が比較的、似通っています。
個人的には、「ラクしてうかる!」の機械的に覚える方法が向いているかなと思いつつ、繰り返し問題にトライしています。
複数本を買わないと分からなかったことですね。
特に、単線図の指定部にリングスリーブが何個必要かを問う問題は、難関ですね・・・時間制限があると、焦って見落としそうです。
試験時は、最後に回した方が良いのかもしれません。
その他、苦労している点
- 電線の記号、配管の記号と名前、スイッチの種類などを暗記ものが多く、苦労しています。
毎日、1回は本を眺めて、自然に暗記出来るようにしていますが・・・ - 試験時間がTOEICと同じ2時間、今回の3冊の本だと、各章ごとに過去問が載っているので、全体の問題量に対するペース配分が読めません・・・。公式HPから過去問をダウンロードしてやってみる必要がありますね。以下からどうぞ。
理解を深める工夫
- ホームセンターの電気部品売り場に行くと、本に出ている物は、結構現物があります。実際に手に取ると、イメージがより明確になりますので、オススメです。
- 自分の家を見てまわる。これも重要です。受電点や、分電盤など。接地棒はどこに刺さっているのだろう?未だに分かりません(汗)
- 不明点はネットで調べる。
分からないことをネットで調べるのは当たり前な世の中ですが、まめに調べた方が良いですよ。
「金属製可とう電線管」が手で曲げられるというのを、ネットで最近知りました。外側にネジが切られた様な写真しかなく、本当に曲がるのか疑問でしたが、柔らかいようです。こんな些細なことも、知っていると大分違います。
まとめ
複数の本を見ると、表現の仕方が異なるので、1冊で分からない内容も、理解出来たりしますので重要です。
テストに受かった後、学習した内容を使えないと意味が無いので、実物を見たり、ネットでググったり、ホームセンターに行ったりして、理解を深めるのも重要だと思います。
がんばりましょう!
ちまたで、IOTとか5Gとか機器が進化しているのですが、この業界は昭和のままという印象が・・・